認証カードの読み込みとアクセス制御
ターゲット
- ラズベリーパイを始めた方(これから何を作ろうか迷っている方)
- pythonプログラムを学び始めた方
- RFIDの仕組みを知りたい方
- 物理的な認証システムを検討している方
準備
- ラズベリーパイ(Raspberry Pi 3 Model Bを利用)
前提
- ラズベリーパイの初期設定が完了していること
- 自宅のネットワークに接続できる状態であること
- ssh接続でリモート接続できること
- pythonプログラムを行ったことがあること
- RC522 RFIDリーダー(カード等)を持っていること
- LCDディスプレイを持っていること

レベル
- 中
手順
- ラズベリーパイとRC522 RFIDリーダーを接続します。
- ラズベリーパイとLCDディスプレイを接続します。
- RFIDリーダーとインタフェース設定を行います。
$ sudo raspi-config
Interfacing Options
SPI
Would you like the SPI interface to be enabled? ⇒ Yes - LCDディスプレイとインタフェース設定を行います。
$ sudo raspi-config
Interfacing Options
I2C
Would you like the SPI interface to be enabled? ⇒ Yes - 再起動します。
$ sudo reboot - pi-rc522 のインストール
$ pip install pi-rc522 - RFIDのカードやキーホルダーはそれぞれIDとテキスト領域を持っており、認証などに利用する情報はテキスト領域に必要な項目を書き込みを行います。書込みを行うためのプログラムは以下の通りです。こちらを実行いただき、カードやキーホルダーに必要事項を書き込んでください。
import RPi.GPIO as GPIO
from mfrc522 import SimpleMFRC522
reader = SimpleMFRC522()
try:
text = input(“Enter text to write to the RFID tag: “)
print(“Place your RFID tag near the reader…”)
reader.write(text)
print(“Data written successfully!”)
except KeyboardInterrupt:
print(“Exiting…”)
finally:
GPIO.cleanup() - 事前に書き込んだ情報をRC522 RFIDリーダーで読み込んでモニタに表示します。読込みとモニタに表示するプログラムは長いので割愛いたします。興味のある方はコメント欄又はお問い合わせよりご連絡ください。


